MozillaがMicrosoftの協力要請を“受け入れ”──その背景を読む

 Moziila FoundationがオープンソースのWebブラウザおよび電子メール・ソフトウェアをWindows Vista上でスムーズに稼働させるためにMicrosoftと協力関係を構築することになった。しかし、この間に行われた一連の公式発表に対しては、オープンソース・コミュニティの間でなお懐疑的な見方が根強くある。

GNOMEおよびGoogleによる女性開発者の参加奨励プロジェクト

GNOMEの主催するWomen’s Summer Outreach Program(WSOP)が現在進行中であるが、同プロジェクトには、Googleの協力により当初計画されていた2倍の定員を確保できたという裏話がある。そしてこのプログラムの成果だが、これは単に若干名の女性開発者をGNOMEプロジェクトに追加させたというだけではなく、その他のオープンソース系プロジェクトについても女性陣の参加を促す効果を及ぼしていると言ってもいいだろう。

NECや松下など、第3世代以降の携帯電話の通信プラットフォーム開発で新会社

 NEC(矢野薫社長)、NECエレクトロニクス(中島俊雄社長)、松下電器産業(大坪文社長雄)、パナソニックモバイルコミュニケーションズ(パナソニックモバイル、櫛木好明社長)、テキサス・インスツルメンツ(TI、米国テキサス州ダラス、リッチ・テンプルトン社長兼CEO)の5社は8月21日、第3世代以降の携帯電話の通信プラットフォームの開発を行う新会社「アドコアテック株式会社」を8月17日付で設立したと発表した。

ACCESS、仏Orangeと携帯Linux向けアプリケーションパッケージを共同開発

 ACCESS(本社:東京都千代田区)は2006年8月14日、仏フランステレコムの携帯事業部門Orange SAと、携帯向けLinuxプラットフォーム「ACCESS Linux Platform」(ALP、開発コード名)をベースとする携帯電話向けアプリケーションパッケージを共同開発することで合意したと発表した。ALPは07年初めに発売の予定。

Ubuntu Developer Summit Paris: 新たな同盟、新たな地平線

先週、Ubuntuの次期リリース(コードネームEdgy Eft)を計画立案するために60人を超えるUbuntu開発者がパリに集まった。公式には、この会議は開発者サミットと称され、カンファレンスではない。連日、2~10人からなるグループが、仕様のブレインストーミング、ドラフト化、ブラッシュアップに取り組んだ。このようなセッションが全部で60以上あり、多いときで10のセッションが並行して開催された。これらの仕様は ─ 来週には確定される予定だが ─ Canonicalスタッフによる優先順位の決定と承認をへて、次期リリースの機能における目標として活用される。

FLOSSWorld: 世界規模のオープンソース/フリーソフトウェア開発者・参加者調査

本サイト読者の皆さんの中には、3年前に行われた「オープンソース/フリーソフトウェア開発者オンライン調査日本語版」、通称FLOSS-JP調査にご参加下さった方々もいらっしゃるのではないだろうか(紹介記事)。この調査は、日本におけるオープンソースコミュニティの実態を明らかにし、オープンソース、フリーソフトウェア開発活動をより活性化することを目的として実施された調査であった。調査は2ヵ月間のオンラインアンケート調査を中心として実施され、合計547名の関係者の方々から集められた回答が分析された。分析の結果は「オープンソースと政府」ウェブサイトで公開されているので、興味のある方はぜひ参照してみてほしい。

FLOSSプロジェクトに貢献するための手引き

私はいくつかのプロジェクトにフリーソフトウェアのメンテナとして参加している関係上、そうしたプロジェクトに貢献したいという人々から寄せられる多数の電子メールに目を通す機会に恵まれている。だがそうした方々の大部分は、Free/Libre/Open Source Software(FLOSS)のカルチャについて何も知らない人が占めているようだ。よってここでは、開発者を目指す人間が心得ておくべきFLOSS世界の慣習や常識および、FLOSS系プロジェクトへの貢献法について、いくつかのヒントを解説することにしよう。