米Microsoftは4月19日、「SQL Server Driver for PHP 2.0」のCommunity Technology Preview(CTP)版を発表した。PHPアプリケーションと同社の「SQL Server」を接続するブリッジとなるもので、最新版ではPHP Data Object(PDO)に対応した。
分散データベースシステム「Apache Cassandra 0.6」リリース、Hadoopに対応
Apache Software Foundation(ASF)のApache Cassandra Projectは4月13日(米国時間)、オープンソースの分散データベース管理システム「Apache Cassandra 0.6」を公開した。「Apache Hadoop」に対応、Hadoopを使った分析クエリを実行できるようになった。
米OracleがMySQL Cluster 7.1をリリース、次期MySQLの新機能詳細なども公開
米Oracleは4月13日(米国時間)、米O’Reilly Media主催の「MySQL Conference&Expo」にて「MySQL Cluster 7.1」のリリースを発表、一般提供(GA)版の公開を開始した。また、MySQLへのコミットを再度強調するとともに、現在開発中である「MySQL 5.5」の計画も発表された。
2010年春期情報処理技術者試験、過去の出題傾向から紐解く直前対策
2010年4月18日(日)に、2010年春期情報処理技術者試験が実施される。古くからあるこの試験も、IT業界の現状のスキルマップにより適合するよう2009年に試験制度が変更された。今回は新制度となってから3回目の試験となり、受験者数が増加しているという。そのなかでも試験制度の中でも高度区分とされるデータベーススペシャリスト試験および情報セキュリティスペシャリスト試験の出題傾向を、情報処理技術者試験対策書籍を数多く著作している松原啓二氏に分析してもらった。
Erlangで実装された分散型データベース「Apache CouchDB 0.11.0」リリース
Apache Software Foundation(ASF)のApache CouchDB Projectは3月29日、ドキュメント主導データベース「Apache CouchDB 0.11.0」を公開した。ベータやアルファがつかない初のリリースで、バージョン1.0のリリース候補と位置づけている。
Twitter、「拡張性と可用性」を求めてMySQLからCassandraへ乗り換える
人気のマイクロブログサービス「Twitter」を提供する米Twitterが、使用するデータベースをFacebookが開発した「Cassandra」に移行しているという。データ量の増加に自動的に対応できる拡張性や可用性などを評価した結果のようだ。
分散データベースの「Cassandra」がApacheのトップレベルプロジェクトに
オープンソースの分散データベース管理システムApache Cassandra Projectは2月18日、Apache Software Foundationのトップレベルプロジェクト(TLP)として承認されたことを発表した。
米Calpont、MySQLベースのカラム志向データベース「InfiniDB」をリリース
米Calpontは2月1日(米国時間)、データウェアハウスやBI向けのデータベース「InfiniDB 1.0」を発表した。「MySQL」をベースとし、GPL v2の下で公開されるCommunity Editionと、商用版のEnterprise Editionが用意される。
MySQLのオリジナル開発者、MySQL 5.1からフォークした「MariaDB 5.1」RC版をリリース
フィンランドMonty Programの創始者、Michael “Monty” Widenius氏は1月18日、オープンソースのデータベース「MariaDB 5.1.41 RC」を発表した。MySQLからフォークしたプロジェクトで、MySQL 5.1と互換性を持つ。
えとらぼ、分散型ストレージシステム「kumofs」をオープンソースで公開
携帯・インターネットサービスのえとらぼ(本社:東京都港区)は2010年1月18日、分散型のストレージシステム「kumofs(クモエフエス)」をオープンソースで公開した。同社の写真ストレージサービス「Ficia(フィシア)」で利用されているストレージシステムで、ライセンスはApache License 2.0。
米Microsoft、MySQL向けに無償マイグレーションツールを提供
米Microsoftは1月11日、MySQLからMicrosoft SQL Serverへの移行支援を行うツールのコミュニティ技術プレビュー(CTP)版を発表した。同社のWebサイトより無償でダウンロードできる。
UIを改善した「XBMC 9.11」“Camelot”が登場
オープンソースのメディアハブソフトウェアXBMC開発チームは12月24日、最新版「XBMC 9.11」(開発コード名「Camelot」)を公開した。ユーザーインターフェイスの一新など、外観が大きく改善されている。Windows、Mac OS X、Linux、Apple TVに対応、ライブUSB/DVDも作成できる。
2009年版・SourceForge人気ソフトウェアランキング(マルチメディア編)
世界最大級のオープンソースソフトウェアホスティングサイト、SourceForge.netでは多数のオープンソースソフトウェアが公開されている。2009年も終わりに近づいているが、本記事ではSourceForge.netで公開されているWindows/Mac OS X向けデスクトップソフトウェアのうち、2009年に注目されたソフトウェアや、人気のソフトウェアをジャンル別に紹介する。
米Oracle、MySQLへのコミット計画を発表――GPL継続、デュアルライセンス体制を維持
米Oracleは12月14日(米国時間)、Sun Microsystemsの買収によって取得されるMySQLについて、取得後の計画を「10のコミット」として発表した。ストレージベンダー向けの規約を現在より緩和するなど、コミュニティへの懸念を受けて譲歩を示した。
米Oracleによる買収に懸念? MySQLの利用者が減少する傾向に
調査会社の米The 451 Groupは12月4日(米国時間)、米Oracleが4月に発表した米Sun Microsystemsの買収計画による「MySQL」への影響、利用者の意識などを調べた報告書を発表した。MySQLの利用減少が予想される一方、「PostgreSQL」「MariaDB」などの利用が増加するとまとめている。
「PostgreSQL」保護が加わったデータベース・ファイアウォール「GreenSQL 1.2」
イスラエルGreenSQLは12月2日、オープンソースのデータベース用ファイアウォールの最新版「GreenSQL 1.2」を公開した。「MySQL」に加えて「PostgreSQL」にネイティブ対応、PostgreSQLを保護できる唯一のデータベースファイアウォールという。
MySQLを巡り、米国と欧州が対立?
米Oracleが4月に発表した米Sun Microsystems買収計画に対し、詳細調査を行っている欧州委員会(EC)がOracleに「異議告知書」を送付した。Oracleは11月9日付で声明文を発表し、「欧州はオープンソースを理解していない」と反論、米司法省も同日、2社の取引は競争の観点から見て問題はないとする声明文を発表した。
米AmazonがMySQLをクラウドで提供、EC2は値下げ
米Amazonの子会社Amazon Web Services(AWS)は10月27日(米国時間)、クラウドデータベースサービス「Amazon Relational Database Service(RDS)」を発表した。米Sun MicrosystemsのMySQLをクラウドで提供する。
ゼンド・ジャパン、PostgreSQL技術支援サービスを開始
ゼンド・ジャパン(本社:東京都渋谷区)は、PostgreSQLの技術支援を行う新サービス「PostgresSQLプロフェッショナル・サポート」を2009年11月2日から提供開始する。Webシステム開発のさまざまなフェーズで必要となる技術情報やナレッジを提供し、エンジニアが安心して開発を行える環境をバックアップするという。
富士通SSL、OSSベースの商用DB「Postgres Plus」を取り扱い開始
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL、本社:川崎市)は2009年10月22日、オープンソースベースの商用データベース製品「Postgres Plus Advanced Server」の取り扱いと、商用DBから同製品へのデータベース移行サービスを開始した。2年間で計150件の販売を目指す。