Dillo 2.0 高速だが機能は限定的

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 8年前から開発が続く軽量WebブラウザーDilloは、GNU/Linux用ブラウザーの中で常に最速を競っており、その速さはGoogleのChromeも簡単には追い越せないほどだ。しかも、先月リリースされたバージョン2.0はさらに速くなっている。そのミニマリズムも機能上の制約も、パフォーマンス最優先なら受け入れられるかもしれない、と思ったのだが、そうでもなさそうだ。

iPhone対応Webサイト構築入門(後編)

 iPhoneに搭載されているWebブラウザ「Safari」は、WindowsやMac OS X向けのWebブラウザとほぼ同等の機能を備えている。そのため、PC向けに制作されたWebページはiPhoneでもPCで閲覧する場合とほぼ同じレイアウト・挙動で表示できる。しかし、iPhoneはPCに比べて画面サイズが小さいため、iPhone版Safariに向けた専用のレイアウト・機能を用意しておくと、iPhoneから利用した場合のユーザビリティが大幅に向上する。後編では、このような「iPhone専用ページ」の作成例を紹介する。

iPhone対応Webサイト構築入門(前編)

 iPhoneにはWebブラウザとしてMac OS X/Windows用のSafari(以下、PC版Safari)のサブセット版が搭載されている。iPhoneのSafariでは一般的なWebサイトのほとんどが閲覧可能だが、Appleが提供している「iPhone向けのWebサイトデザイン」に従ったデザインを施すことで、iPhoneで閲覧した際により操作しやすいWebサイトを構築できる。本記事では、このようなiPhone向けのWebサイトを作成するテクニックを紹介する。

Mozillaのモバイルブラウザ「Fennec」試用記

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 Mozillaは先週、モバイルブラウザ「Fennec」の動作可能な最初のアルファ版をリリースし、画面の小さい機器向けに最適化された新しいインターフェースを披露した。そのスリムな外観とは裏腹に、FennecにはFirefoxでよく知られるものと同じMozilla技術が基盤として採用されている。私が自分の携帯機器で試用したところでは、うまく工夫されたインターフェースを持つ魅力的なブラウザであると感じた。

最新Webブラウザに向けたWebサイト開発テクニック

 2008年になり、FirefoxやInternet Explorer、Operaといった主要Webブラウザが相次いでメジャーバージョンアップを行っている。また、SafariやGoogle Chromeといった新しいWebブラウザも登場した。ユーザーにとっては選択肢が増えて喜ばしいところだが、Web開発者にとっては検証すべき対象が増えることになり、頭を抱えたくなる人も多いのではないだろうか。

最新Webブラウザ、Web標準への対応度は?

 2008年になり、主要なWebブラウザのバージョンアップが相次いで行われている。これらのバージョンアップでは、Webブラウザ自体の機能強化が行われているほか、レンダリングエンジンについても積極的に改良が行われ、新たな機能が取り込まれている。そこで本記事では、最新Webブラウザが搭載しているレンダリングエンジンについて、それぞれが備えている機能やWeb標準規格への対応状況について比較していく。

Lunascape、「Google Chromeより高速」な次世代ダブブラウザ「Lunascape 5.0α」を公開

 Lunascape(本社:東京都港区)は2008年9月16日、次世代タブブラウザのテクノロジープレビュー版「Lunascape 5.0α」を公開した。「Firefox」用の新しい高速JavaScriptエンジン「TraceMonkey」を搭載し、さらに独自チューニングした。社内テストでGoogle Chromeを超える表示速度を達成したという。

Firefox用ダウンロード管理エクステンション各種

 Firefox Add-onsサイトの中で「ダウンロード管理」は大きなカテゴリーだ。しかし、数百のエクステンションが登録されてはいるが、よく言っても寄せ集め状態。多くはまだFirefox 3.0に対応しておらず、Windowsプログラムに依存しているものもある。しかし、辛抱強く探していくと、試してみる価値のあるものもいくつかあり、わずかだが掘り出し物も見つかる。そうしたエクステンションをいくつか紹介しよう。