オランダGitLab、バグを修正した「GitLab 13.5.4」を公開

 オランダGitLabは11月13日、Gitベースのリポジトリ管理ソフトウェア「GitLab 13.5.4」を公開した。不具合の修正が中心のマイナーリリースとなる。

 GitLabはGitリポジトリを中心としたソフトウェア開発支援ツールで、リポジトリ管理、パッケージ管理、設定、モニタリング、CI/CDツールチェーンなどの機能も備える。無償のコミュニティ版と有償のエンタープライズ版がある。GitLab 13.5.4は、5月に公開したGitLab 13系の最新のポイントリリースとなる。13.5は10月22日に公開されている。

 バージョン13で有効となったHashed Storageのマイグレーションとロールバックの不具合を修正した。コンプライアンスフレームワークのマイグレーションでは、コミュニティ版とエンタープライズ版の両方でインラインデータマイグレーションを実行できるようにした。インスタンスレベルMR(マージリクエスト)承認について一貫性を持たせる修正が加わった。インスタンスレベルで有効化されているMR承認ルールを有効化するとプロジェクトレベルでの編集ができなくなり、それまでインスタンスレベルでできなかったプロジェクトレベルのMR承認ルール管理も可能になった。

 GitLab 13.5.4はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

オランダGitLab https://about.gitlab.com