「NetworkManager 1.6」リリース、MACsecに対応

 オープンソースのネットワーク接続管理「NetworkManager」開発チームは1月25日、最新安定版となる「NetworkManager 1.6」をリリースした。MACsecリンク管理のサポートなどが加わっている。

 NetworkManagerはLinux向けのネットワーク関連設定管理ツール。2014年に初の正式版をリリースしている。

 NetworkManager 1.6は、2016年8月に公開したNetworkManager 1.4に続く最新版。イーサネット内のフレームを暗号化するMACsec(Media Access Control Security)リンクをサポートし、管理が可能となった。利用にはバージョン2.6以上のwpa_supplicantが必要。MACアドレスのランダム化も強化し、柔軟に行えるようになったという。

 また、PacRunnerサービスを利用したWeb Proxyの設定や発見ができるようになり、PPPマネージャを別のパッケージに分割できるようになった。802.1x認証のPKCS#11トークンの初期サポートも加わっている。

 ipv6.method=sharedのサポートも追加され、DHCPv6 Prefix Delegationオプションを利用してIPv6プレフィックスを取得できる。systemd-resolvedのローカルDNSフォワードバックエンドもサポートした。NetworkManager向けのAPIであるlibnm向けのValaバインディングも導入した。

 「/run/NetworkManager/conf.d」からの設定読み込みも可能となった。システム起動で発見された設定をNetworkManagerに引き継ぐのに便利としている。また、WiFi、VPN接続を除くほとんどの接続をシステムシャットダウン時に維持するようになった。checkpoint/restore接続も改善されている。

NetworkManager
https://wiki.gnome.org/Projects/NetworkManager