米Googleが「Google Plugin for Eclipse」をオープンソースに

 米Googleは11月17日、「Google App Engine」や「Google Web Toolkit」に対応するEclipse向けプラグイン「Google Plugin for Eclipse(GPE)」をオープンソースにしたと発表した。ソースコードはEclipse Public Licenseの下で公開されている。

 GPEはGoogle App EngineやGoogle Web Toolkit(GWT)といったGoogleが提供するツールキットを利用したアプリケーション開発のためのEclipseプラグイン。提供自体は2009年4月に開始されていたが、これまでクローズドソースだった。オープンソース化の理由として、エコシステムが大きくなってきたことを挙げている。

 また、GPEとあわせて、GWT向けのUI生成ツール「GWT Designer」もオープンソース化された。GWT DesignerはGoogleが2010年8月に買収した米Instantiationsの技術で、Eclipse FoundationのWindowBuilderをベースとしている。スタンドアロンまたはGPEと統合して利用できる。Googleは2010年12月に、WindowBuilderをEclipse Foundationに寄贈している。

米Google
http://www.google.com/

Google Plugin for Eclipse
http://code.google.com/eclipse/

GWT Designer
http://code.google.com/p/gwt-designer/