携帯電話のカメラ機能やコンパクトデジカメの普及により、日常的に写真を撮影する人はとても増えた。しかし、これらのカメラは人物や料理といった日常の小さな被写体を写すのに適していても、雄大な景色や美しい街並み、巨大なランドマークなどを撮ろうとすると難しい。そこで利用したいのが、複数の写真を合成して、パノラマ写真を作成してくれるツール「Hugin」だ。
2011年05月31日の記事
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Linus Torvalds氏、次期版Linuxカーネルを「Linux 3.0」とすると発表
Linux Torvalds氏は5月29日、現在リリースされているLinuxカーネル(2.6.39)に続くリリースのバージョン番号を「3.0」とすることを発表した。同時にLinuxカーネル3.0の初のRC(リリース候補)も公開している。
毎月進化する490円/月のVPS「ServersMan@VPS」をオンラインストレージやVPNで活用しよう
近年、低価格のVPSサービスが注目を浴びている。従来このようなサービスは海外の事業者からしか提供されていなかったが、最近では複数の国内事業者が低価格ながら十分なスペックを持つVPSサービスを開始している。そのなかで、月額490円からという価格設定やストレージサービスとの連携機能、毎月行われる機能強化などを特徴とするVPSサービスがDTIの「ServersMan@VPS」だ。
社団法人オープンソースライセンス研究所、設立される
2011年5月30日、静岡大学客員教授であり株式会社パドラック代表取締役の杉本等氏を所長とする「オープンソースライセンス研究所」(略称:OLL)が発足した。日本におけるオープンソースソフトウェア(OSS)のさらなる活用促進を目的とするという。
Python開発チーム、2.5系最後のアップデートとなる「Python 2.5.6」をリリース
Python開発チームは5月27日、Python 2.5系の最新版となる「Python 2.5.6」をリリースした。2.5系最後のセキュリティアップデートとなる見込み。ただし、開発チームは2.7系への移行を奨励している。
MozillaとYouTube、NVIDIAの「3D Vision」技術による3D WebM動画再生に対応
Mozilla、米NVIDIA、米Google傘下のYou Tubeは5月26日(米国時間)、3D対応WebM動画の再生をサポートしたことを発表した。米NVIDIAの「3D Vision」を搭載したPCで、Firefox 4を使ってYouTubeの3DコンテンツをWebMフォーマットで視聴できる。
FSFが開発者向けライセンス選択ガイドを公開、GPL、AGPLなどに加えApache Licenseも評価
フリーソフトウェアを推進する非営利団体Free Software Foundation(FSF)は5月25日、開発者向けのライセンス選択ガイド「How to choose a license for your own work」を公開した。これまでFSFが行ったアドバイスをまとめたものだが、Apache License 2.0への推奨が新たに加わっている。
米MapRがApache Hadoopディストロを発表、米EMCとOEM提携
米MapR Technologiesは5月25日、「Apache Hadoop」ベースのディストリビューションを正式発表した。また、米EMCとOEM提携を締結し、MapRがEMCのビックデータ用DWHエンジン「Greenplum Hadoop Enterprise Edition」の基礎部分となることも明らかにした。
さまざまなクラウドサービスを統一的に操作できるライブラリ「Apache Libcloud」、ASFのトップレベルプロジェクトに
The Apache Software Foundation(ASF)は5月25日(米国時間)、さまざまなクラウドサービスに対応するクライアントライブラリインターフェイス「Apache Libcloud」をTop Level Project(TLP)にしたことを発表した。
オープンソースのリアルタイムWeb解析/モニタリングツール「Snowfinch」
フィンランドのベンチャー企業Kisco Labsは5月24日、オープンソースのWeb解析ツール「Snowfinch」を発表した。「Ruby on Rails」と「MongoDB」をベースとしたもので、リアルタイムでのWebトラフィック分析が可能という。
Fedora 15リリース、最新のデスクトップ環境「GNOME 3」を搭載
The Fedora Project(米Red Hat支援)は5月24日(米国時間)、オープンソースのLinuxディストリビューション最新版「Fedora 15」を公開した。4月に登場した「GNOME 3」を搭載した初のメジャーディストリビューションとなる。
Linus Torvalds氏、「Linuxカーネル 2.8/3.0」への移行を検討中?
Linuxカーネル開発者は現在、カーネル2.6系の40回目のリリースに向けて作業を進めているが、Linus Torvalds氏がメーリングリストにて「2.6系が大きくなりすぎた」とし、「2.8系」への以降を示唆した。これを契機に、メーリングリストで議論が始まっている。
Androidとの同期が可能になったフリーのメディアプレイヤー「Miro 4」リリース
非営利団体のThe Participatory Culture Foundation(PCF)は5月23日(米国時間)、オープンソースのデスクトップ向けメディアプレイヤー「Miro 4」を発表した。Linux、Mac OS X、Windowsに対応、ダウンロードサイトより入手できる。
オープンソースのオフィススイート「Calligra Suite」、初のスナップショット版をリリース
オープンソースのオフィススイート「Calligra Suite」(旧名称「KOffice」)を開発するCalligra Projectは5月18日、初のスナップショット版「Calligra 2.4 Snapshot 1」をリリースした。10月に予定されている正式版のリリースに向け、今後毎月スナップショットをリリースする予定という。
Mozilla、Firefox 5のベータ版を公開
Mozillaは5月20日、オープンソースのWebブラウザ次期版「Firefox 5」のベータ版を公開した。プレビューリリースのページより、デスクトップ版とモバイル版をダウンロードできる。
Linuxカーネル2.6.39リリース、GPUサポートの改善や「IP Sets」サポートなどが特徴
Linus Torvalds氏は5月19日、Linuxカーネル2.6.39を公開した。ファイアウォールの設定と実装が容易になる「IP sets」のサポートやAMDの最新GPUサポート、IntelのGMA500グラフィック機能サポートなどが特徴となる。
米OracleがHotSpotとJRockitの両JVM統合にあたり、JRockitを無償提供
米Oracleは5月18日、エンタープライズ向けのJava仮想マシン「JRockit」を開発および内部運用向けに無償提供することを発表した。Java 5.0とJava 6向けを用意、Oracle Technology NetworkよりLinux版(x86、x86_64)、Solaris SPARC版、Windows版(x86、x86_64)をダウンロードできる。
「MeeGo 1.2」がリリース、タブレット向け環境がプレビュー版として追加される
組み込み向けLinux環境「MeeGo」の開発チームは5月19日、最新版「MeeGo 1.2」をリリースした。ネットブック向けおよび車載情報エンタテインメント(IVI)向けのUX(ユーザーエクスペリエンス)に加え、タブレット用UXもプレビューとして含む。
米Red Hat、RHEL 6.1をリリース
米Red Hatは5月19日(米国時間)、Linuxディストリビューション最新版「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.1」を発表した。性能を強化し、安定性と柔軟性を改善する機能も加わっている。
OSSライセンスの利用状況調査結果発表、開発者はGPLを好むが、利用が多いのはApacheライセンス
オープンソースソフトウェアのサポートを専業とする米OpenLogicは5月16日(米国)、オープンソースライセンスの利用動向に関する調査結果を発表した。プロジェクトが利用するライセンスはGNU General Public License(GPL)が最多だが、ダウンロードが多いのはApache Software Licenseであることがわかった。