オープンソースのメディアプレイヤー「Songbird 1.0」、正式リリース

 米Pioneers of the Inevitableは12月2日(米国時間)、オープンソースのメディアプレイヤー「Songbird 1.0」を発表した。Windows XP/Vista、Linux、Max OS Xに対応、同社Webサイトからダウンロードできる。

 Songbirdは、Mozillaの技術を土台に開発したオープンソースのメディアプレイヤー。約25の言語に対応、MP3、FLAC、Ogg Vorbis、WMA、AACなどのファイルフォーマットに対応する。

 正式版では、「GStremer」をメインのメディア再生システムに採用、性能と信頼性を強化した。最新機能「mashTape」を統合、楽曲を再生中にFlickr、YouTube、Last.fm、Googleなどからアーティストに関する情報を入手できる。スマートプレイリストではルールの再利用機能を追加し、アルバムジャケット(アートワーク)の表示も強化した。アドオンを利用したカスタマイズも可能だ。性能では、検索が10倍~1000倍高速になり、起動時間も短縮化した。

 対応デバイスは、「iPod」(「iPod Touch」除く)、MTP(Media Transfer Protocol)をサポートした端末のみ。

米Pioneers of the Inevitable
http://getsongbird.com