ミラクル・リナックス、オープンソース統合監視ソフト「ZABBIX」のコンサルティング&サポート開始

 ミラクル・リナックス(本社:東京都港区)は2008年8月27日、オープンソースの統合監視ソフトウェア「ZABBIX」のコンサルティングおよびサポートサービスを9月16日から開始すると発表した。

 「ZABBIX」は、ラトビア共和国のZABBIX SIA社が開発している統合監視ソフトウェア。機能は、監視、障害検知、アラート通知、グラフ表示、マップ作成、レポート生成などを備え、商用ソフトに匹敵するという。システム全体の“見える化”を実現し、大量サーバを効率的に集中監視し、運用負荷を低減するという。ライセンスはGPL。

 主な特徴は(1)Webブラウザ上でデータ表示・監視設定が可能 (2)RDBMSによるデータ管理で、監視データの活用が容易 (3)テンプレートを使った監視、障害検知、グラフ設定管理で、大量のサーバ管理が容易 (4)シンプルで動作が軽く、操作・導入が容易――など。

 ZABBIXエージェントは、Linux、Windows、Solaris、AIX、HP-UX、Mac OS X、FreeBSDなど幅広いOSの監視に対応する。ミラクル・リナックスは、「Asianux Server 3」と合わせ、ワンストップでサポートを提供するとしている。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ミラクル・リナックス
http://www.miraclelinux.com/

ZABBIX-JP
http://www.zabbix.jp/