Lenovo:ThinkStationを発売へ ワークステーション分野参入
中国のLenovoは11月6日(米国時間)、同社としては初のワークステーション「ThinkStation」を発表した。ノートパソコンの「ThinkPad」とデスクトップ機の「ThinkCentre」に続く第三の柱として、ワークステーション分野に参入する。
Lenovoは米IBMからパソコン事業を買収した際、「Think」という商標も譲り受けた。「ThinkPad」と「ThinkCentre」はIBMから受け継いだ製品で、Lenovoが「Think~」と名付けた商品を新たに投入するのは初めて。Lenovoに代わっても、Thinkブランドを継続使用する方針が鮮明になった。
ThinkStationは、2機種を発売。上位機種の「D10」は、プロセッサーを2基搭載したタイプで、米Intelのクアッドコア・プロセッサー「Xeon 5400」シリーズを採用した。「S10」は「Core2 Extreme processor QX9650」などを搭載する。価格は、それぞれ1739ドル、1199ドルから。1月から世界各国で販売する。【南 優人/Infostand】
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