アドレス：アジア用の「.asia」　登録開始へ

　アジア関連のウェブサイトのためのアドレスとして、末尾が「.asia」となるアドレスが解禁され、近く登録が開始される。欧州連合が「.eu」を導入したところ好評だったため、アジアも追随した。10月9日から企業や団体の優先登録が始まる。

　アドレスの末尾部分は「トップレベルドメイン」（TLD）と呼ばれ、「.com」や「.jp」が一般的だが、新たに.asiaも使えるようになる。日本レジストリサービスなど、アジア諸国のドメイン管理企業・団体が結集し、「DotAsia Organisation」を設立、管理・運営に当たる。

　既に政府機関による登録は受け付け済み。登録商標などが悪用されないように、企業や団体の先行登録を経て、来年2月にも全面解禁する。日本の代行業者も予約受付を始めている。【南　優人／Infostand】