iMac:アルミ製に一新 トレードマークの白と決別

 米Appleは8月7日(米国時間)、デスクトップパソコンの「iMac」シリーズを一新した。従来機は同社のトレードマークである白のプラスチック製だったが、新型は銀色のアルミ製に変わったのが特徴。付属のソフトウエア群が大幅に改良された。

 キーボードもアルミ製で、Appleの「白」に馴染んだファンの反応が気になる。「アルミはリサイクルしやすい」とPRしており、「環境対策が甘い」と批判されたことを意識したとみられる。

 キーボードは超薄型になり、先端部の厚さは8.4ミリ。最新の無線LAN規格「802.11n」を採用し、通信速度が最大で5倍に高速化した。ハードディスクは1テラバイト(約1000GB)まで増強できるようになった。

 20インチ型と24インチ型の3タイプを発売。最も安い機種は、プロセッサーが米Intelの「Core 2 Duo」(2GHz)、メモリーは1GB(667MHz)、ハードディスクは250GB。日本では従来機より1~3万円安くなり、15万9800~23万9800円で売り出された。【南 優人/Infostand】

iMac
http://www.apple.com/jp/imac/