米Google:充電式ハイブリッド車の普及支援など環境保護に一役

 米Googleは6月18日(米国時間)、温室効果ガス排出と石油依存度を減らす取り組み「RechargeIT」を発表した。コンセントから充電できる“プラグイン式”のハイブリッドカーの開発・普及を支援する。

 同社の慈善活動部門「Google.org」が中心となって推進する。プラグイン車の改造を行う企業や推進団体などに100万ドルを寄付。また、外部から提案を受け付けて、プラグイン車、電気自動車、系統連系自動車(V2G)の開発・採用・商品化に1000万ドルを出資する計画。

 プラグイン車の性能データをサイトで公開する「プラグイン・データ・プロジェクト」も実施。さらに、レンタカー会社と提携したGoogleの従業員向け無料カーシェアリング・プログラムで、プラグイン車の導入目標を100台に設定した。

 またGoogleは、米カリフォルニア州マウンテンビューの本社社屋にソーラーパネルの設置して稼働させたと発表した。発電能力は1.6メガワットで、同州の平均的な世帯に換算すると約1000世帯をまかなえる量という。【高森 郁哉/Infostand】

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