サティヤム、米オラクルとアジア太平洋地域での戦略的アライアンスを締結

 サティヤム コンピュータ サービス リミテッド(サティヤム)は現地時間5月29日、オラクル・コーポレーションのアジアパシフィック部門とアジア太平洋(APAC)地域における戦略的アライアンスを締結した。両社はAPAC地域の企業を対象に、優れた利便性を備えたビジネスインテリジェンス(BI)を短期間かつ低価格で導入するソリューションの実現を目指す。

 サティヤムのBIパッケージ「iDecisions」は、オラクルの包括的なBIプラットフォーム「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition(BIEE)」に初めて移植される主要なアプリケーションとなる。これらの製品を組み合わせた新しいソリューションは、銀行、通信、保険などさまざまな業界に向けて提供する予定。

 新しいソリューションスイートは、既存の資産を置き換えずえに既存のアプリケーションとの連携が可能な拡張性を持ち、企業情報を見る統一性のあるビューを定義できる。また、複雑な情報ソースをシンプルかつ論理的に表示する共通セマンティックビューを装備する。

 また、アナリストによる分析を行わずに直接情報にアクセスが可能。過去と現在の情報を組み合わせ、最新の業務状況を示すこともできる。プレビルド分析ソリューションにより分析アプリケーションを短期間で導入し、投資に対する効果を素早く実現する。

 さらに、バーゼル2などの規制準拠といったビジネス要件に対応。インサイト駆動型アクション機能をもつため、ビジネスユーザーは素早く効果的に問題の解決を図ることができ、ビジネス上の出来事に対応できる。

サティヤム コンピュータ サービス リミテッド=http://www.satyam.co.jp/
日本オラクル=http://www.oracle.co.jp/

提供:BCN