米MS:書籍検索サービスで、著作権のある書籍に対象を拡大
米Microsoftは6月1日(米国時間)、書籍検索サービス「Live Search Books」(ベータ版)で、著作権のある書籍の本文を検索可能にしたと発表した。出版社と提携して、本文検索・閲覧の許可を得たものを加えた。
従来はパブリックドメイン(著作権が切れた共有財産)だけを対象としていたが、拡大した。キーワード検索を実行すると、書籍の一覧とともに、本文検索対象の場合は「25%閲覧可能」などと表示される。
書籍タイトルをクリックして選択すると、左側にキーワードを含むページが関連性の高い順に並び、右側にはプレビューが表示される。プレビューでは、ページ全体表示のほか、ズームインや、ページめくりも可能。
本文検索を許諾した出版元には、米McGraw-Hillなどの大手出版社、英オックスフォード大や米エール大などの大学の出版部門、OECDやWHOなどの国際団体が入っている。【高森 郁哉/Infostand】
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