パナソニックモバイルなど6社、Linux製携帯電話プラットフォームでNPO設立
パナソニック モバイルコミュニケーションズ(パナソニックモバイル)、NEC、米モトローラ、韓国サムスン電子、NTTドコモ、英ボーダフォングループは1月26日、Linuxを使った携帯電話用OSとミドルウェアを開発と普及を推進するNPO(非営利団体)「LiMo Foundation(リモ・ファンデーション)」を設立したと発表した。
モトローラのグレッグ・ベシオ・コーポレートバイスプレジデントが議長、ドコモの永田清人プロダクト部長が副議長を務め、メンバー創設メンバー企業の代表で構成される理事会で運営する。
携帯電話用OSやミドルウェアを、Linuxを基盤とする共通ソースコード体系のもとで開発。OSやミドルウェアを使ったプラットフォームの分化を抑制する仕組みの構築などを行う。また、業界各種団体との連携、携帯電話メーカー、携帯電話会社などへの団体参加を呼びかける。
6社では手始めに2月12-15日にスペイン・バルセロナで開催される「3GSMワールドコングレス」にて、会員募集について話し合う場を設ける予定。
パナソニック モバイルコミュニケーションズ=http://panasonic.co.jp/pmc/
米モトローラ=http://www.motorola.com/us
韓国サムスン電子=http://www.sec.co.kr/
英ボーダフォングループ=http://www.vodafone.com/
提供:BCN