ボーランド、Eclipse対応のモデリングツール最新版

 ボーランド(本社:東京都新宿区)は2007年1月10日、オープンソースのJava開発環境「Eclipse」に対応したソフトウェアモデリングツールの最新バージョン「Borland Together 2006 Release 2 for Eclipse日本語版」の販売・出荷を開始した。価格は、1指定ユーザーライセンスが44万1000円から。

 Eclipseのプラグインとして動作するモデリングツール。OMG(Object Management Group)の最新仕様を実装し、JavaやC++アプリケーション開発での分析、設計、実装を支援する。

 Eclipse環境で、ユースケース図、クラス図、アクティビティ図、シーケンス図を活用したUMLモデル設計と、JavaソースコードとUMLモデル情報の双方向変換・同期がリアルタイムにできる。また、「Borland Together 2006 for Visual Studio」と併用すれば、設計した抽象モデルをC#やVisual Basic .NETコードに実装することも可能。

 主な新機能は、(1)C++/CORBA IDLアプリケーションへの対応(2)ビジネスプロセスモデルの視覚化などBPMN機能の強化(3)XSLベースのモデル変換の追加などMDA(Model Driven Architecture)対応機能の強化——など。このほか、最新版Eclipse 3.2と統合して、Eclipse 3.2のシェル上から直接Togetherの機能を利用できるようになった。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ボーランド
http://www.borland.com/jp/