SCS、自社ERP用に企業のリース物件を一元管理できるサブシステムを発売

 住商情報システム(SCS、阿部康行社長)は、ERP(統合基幹業務システム)の「ProActive E2」で、企業の土地や建物、設備などのリース物件を一元管理可能なサブシステム「ProActive E2 リース資産管理」を1月9日に発売すると発表した。価格は導入する企業ごとに個別で見積もる。

 「ProActive E2」の「財務会計」「債務管理」「固定資産管理」のサブシステムと連動して利用することが可能。リース契約物件の取得に伴う台帳登録申請の承認ワークフローをはじめ、レンタル契約物件の支払い履歴と物件管理などの機能を搭載する。

 また、平成19年度税制改正の大綱で公表されている「売買処理を行うファイナンス・リース」の会計処理に対応。「売買処理を行うファイナンス・リース取引」の資産計上や減価償却費などの自動仕訳機能も備えた。自動仕訳機能は「ProActive E2」の「財務会計」「固定資産管理」と連動時のみ使用可能。

 稼働環境は、サーバーOSがWindows Server2003、Red Hat Enterprise Linux ES V.4。ミドルウェアはORACLE Database 10g、IBM DB2/UDB、ORACLE Application Server 10g、IBM WebSphere Application Server。クライアントの対応OSはWindows XP、2000、ブラウザはInternet Explorer6.0。

住商情報システム=http://www.scs.co.jp/

提供:BCN