三井情報開発とMS、大企業のITガバナンス構築支援事業を共同で開始
三井情報開発(増田潤逸社長)とマイクロソフト日本法人(ダレン・ヒューストン社長)は12月26日、大企業のITガバナンスの構築支援事業を共同で行うと発表した。
2社は英国政府が作成したITシステムの規定集「ITIL」を核としたITシステムの管理・運用サービスを展開する。コンサルティングから管理システムの導入・運用を一貫して提供。共同でマーケティングやプロモーションも行っていく。初年度で20社からの受注を獲得、4億円の売り上げを目指す。
サービスでは、マイクロソフトが、ITガバナンス成熟度を測定するための枠組み「COBIT」を使って企業のコンプライアンス(法令遵守)を分析する「ITガバナンス分析サービス」、システム管理ソフト「System Center」などを販売。三井情報開発は、ITILを基準にしたコンサルティングをはじめ、アウトソーシングサービス、マイクロソフトの管理ソフトを利用した管理業務改善などのソリューションを提供する。
また、共同プロモーションとして、07年1月24日に共同セミナー「ITIL導入コンサルティングとその導入事例」を開催。共同で「ITIL導入コンサルセミナー」を毎月開催したり、ITIL導入を考える企業同士の情報交換会「ITIL導入協議会」の運営も行っていく。
三井情報開発=http://www.mki.co.jp/
マイクロソフト=http://www.microsoft.com/japan/
提供:BCN