センドメールとクラスキャット、セキュアなメールサーバ・ソリューションで提携

 センドメール(本社:東京都港区)とクラスキャット(本社:東京都港区)は2006年11月14日、Linuxベースのセキュアメールサーバ分野での販売提携を発表した。センドメールの「Mailstream Manager」と、クラスキャットのLinuxサーバ管理ソフト「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition v4.1」を統合ソリューションとして展開する。

 Mailstream Managerはメールセキュリティ統合環境で、メールシステムを対象にウイルス/スパム対策、情報漏えい防止、誤送信防止、コンプライアンスのためのメールポリシーの設定・実施ができる。ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition v4.1は、オープンソースで公開された「Sun Cobalt RaQ550」のGUIをRed Hat Enterprise Linux ES 4にポーティングしたインターネットサーバ管理ツール。

 両社のソリューションを統合することで、専門IT管理者を置いていない一般企業から、ホスティングやレンタルサーバを提供する専門業者まで、規模の大小にかかわらずセキュアなメールサーバを構築して、運用管理できるという。また、販売パートナーを通じて、両社のソリューションをプリインストールしたメールサーバ・アプライアンスを販売する予定。【鴨沢 浅葱/Infostand】

センドメール
http://www.sendmail.co.jp/

クラスキャット
http://www.classcat.com/