NECシステムテクノ、仕様の異なるタグを読み書き可能なRFID管理システム

 NECシステムテクノロジー(今泉澄夫社長)は6月28日、1台で周波数やプロトコルの異なるRFIDタグの読み書きができるRFID管理システム「FlexReaderWriter(フレックスリーダーライター)」を開発し、関連するソフトウェアのライセンス販売を開始すると発表した。

 「FlexReaderWriter」は、周波数やプロトコルが異なる多種多様なRFIDタグを1台で読み書き可能なRFIDリーダーライターと、それらを統合的に管理するサーバーソフトで構成するRFID管理システム。RFIDリーダーライター機器内部のタグごとに異なる方式の部分をハードウェアから分離してソフトウェア化、ソフトウェア部のみを置換することで周波数やプロトコルの異なるRFIDタグに対応した。

 サーバーには各種RFIDタグに対応するソフトウェアを保管し、個々に設置されるリーダーライターの要求仕様に応じて必要なソフトウェアをサーバーからリーダーライターにダウンロードすることで、リーダーライターの仕様を自由に設定できる。サーバーからLANを介して各リーダーライターを集中管理できるため、新たな対応タグの追加や変更などもセンターからの操作ですばやく対応できる。現在は、13.56MHzと2.45GHzのRFIDタグとの通信が可能で、UHF帯(950MHz)にも今後対応を予定している。

 製品は、「FlexReaderWriter」のサーバーソフト、RFIDリーダーライター(クライアント)のソフトウェア無線処理層の仕様(FPGAのプログラムコード)、ソフトウェア層のソフトウェア群の3つをセットとしてライセンス販売する。これらのソフトウェア群は、ユーザーが開発するソフトウェア無線処理層を搭載したハードウェアやDSPに移植することも可能。同社では、移植のコンサルテーションおよびサポートも行うほか、さまざまな形態での協業をベンダーやユーザーと検討していく。

NECシステムテクノロジー=http://www.necst.co.jp/

提供:BCN