日本SGI、デュアルコア インテル Xeonを採用したAltixシリーズの新サーバー

 日本SGI(和泉法夫社長)はSGI Altixシリーズの新製品として、「デュアルコア インテル Xeon プロセッサ 5100番台」を採用した「SGI Altix XEサーバー&クラスタ」を発売した。出荷は8月から開始する。

 インテルの最新CPU「デュアルコア インテル Xeon プロセッサ 5100番台」を採用した、業界標準Linuxベースのクラスタ構成に対応するサーバー。「Altix XE210」と「Altix XE240」の2モデルをラインアップし、いずれも「デュアルコア インテル Xeon プロセッサ 5100番台」をきょう体あたり1-2個搭載できる。「XE210」は1Uの薄型パッケージで高密度クラスタ構成に適しており、「XE240」は2Uパッケージでクラスタ・ヘッド・ノードとしても利用可能なI/Oを装備する。

 メモリは、Fully Buffered DIMM(FBD)DDR2をきょう体あたり最大32GBまで搭載可能。OSは、業界標準の「Novell SUSE Linux Enterprise Server」と「Red Hat Enterprise Linux」に対応し、オプションでHPC(High Performace Computing)用途に最適化されたSGI独自のHPCソリューションスタック「ProPack for Linux」を利用することもできる。

 さらに、業界標準のクラスタ・インターコネクトである「Gigabit Ethernet」や「InfiniBand 4X」によるクラスタ・システムの構築が可能。クラスタ管理ソフトやワークロード管理ソフトのほか、業界標準の開発ツールなどもサポートする。価格は、「Altix XE210」がデュアルコア インテル Xeon プロセッサ(2.3GHz×1)、2GBメモリ、250GBディスクの基本構成で46万円から。

日本SGI=http://www.sgi.co.jp/

提供:BCN