アンテナハウス、XSL-FOバージョン1.1の仕様を網羅したXML組版・閲覧ソフト

 アンテナハウス(小林徳滋社長)は、標準レイアウト指定言語「XSL-FO」で記述されたコンテンツを紙に印刷したり、PDFやSVGに出力できる組版用ソフト「Antenna House XSL Formatter V4.0」を6月1日から出荷開始した。

 XSL-FOは、汎用性を持った高度なレイアウト指定言語で、数万ページにおよぶPDF文書の生成や、SVGなどの高精細な画像を用いた工業部品の製造マニュアルの生成など、幅広い用途で使用されている。MathMLを利用した高度な数式処理や、SVG出力を利用した携帯端末などに向けての配信、サーバー上でXMLデータベースなどと連携したオンデマンドによるPDF生成・配信システムの構築も可能で、50か国語以上の言語もサポートしていることから、グローバル企業でのマニュアル作成などにも対応できる。

 最新版「Antenna House XSL Formatter V4.0」では、新しいXSL-FO仕様である「XSL-FOバージョン1.1」を世界で初めて網羅。PDF/Xやタグ付きPDFの出力も可能になった。利用者からの幅広い要望にも対応し、XSL-FO仕様では実現できないさまざまな機能拡張や、追加機能のためのオプションを用意する。

 対応プラットフォームは、Windows版はWindows XP/2000、Windows Server2003。Solaris版はSun Solaris 8、9 (Sparc version)。Linux版はRed Hat Linux 8, 9、Red Hat Enterprise Linux version 3、4、SuSE Linux 8.1、Turbolinux 8、Turbolinux 10 Server、MIRACLE LINUX V3.0 RC3、Debian GNU/Linux 3.0r2。Macintosh版はMac OS X 10.3、HP-UX版はHP-UX11i v1(B.11.11)PA-RISC version、HP-UX11i v2(B.11.23)IA-64 version。AIX版はAIX Version 5.2、POWER version。

 価格は、スタンドアロンライセンスが12万6000円/CPU、サーバーライセンスが52万5000円/CPU、ソフトウェア開発ライセンスが21万円/CPU。Windows版はスタンドアロンライセンスのみ、その他はサーバーライセンスのみを販売する。

 なお、XSL-FOは、Web関連技術の規格を定めている団体、World Wide Web Consortium(W3C)が仕様を定めており、現在バージョン1.0が勧告されている。「XSL-FOバージョン1.1」は現在策定作業が進められているが、当初の予定より遅れており、勧告に至っていない。

アンテナハウス=http://www.antenna.co.jp/
World Wide Web Consortium=http://www.w3.org/
「Antenna House XSL Formatter V4.0」=http://www.antenna.co.jp/XSL-FO/

提供:BCN