IPライセンスのフライはいかが?

ベテラン・ジャーナリストのNicholas Petreleyは、米SCOが彼のVARLinux.org Webサイトに最近通告したLinux IPライセンスに対して追加ライセンスを提示している。ほんの$4,000を支払うだけで、ユーザは「SCO IPライセンスにだまされる愚か者」であることを証明する年間ライセンスを購入できるのだ。
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ライセンスの仕組みについて今のところ詳細ははっきりしないが、彼のサイトの読者からの反応を見る限り、Petreleyは金の卵を産むニワトリを見つけたようだ。この新しいオープンソース金もうけモデルは、以前にEric Raymondが著書『The Cathedral & the Bazaar』で提案したものとは少し違う。

Petreleyによると、このライセンスはSCO Linuxライセンス購入の前提条件であり、彼のライセンスを入手するまではThe SCO GroupにLinuxライセンスについて問い合わせることもできない。ただし、Newsforge.comの読者に警告しておきたい。この「愚か者ライセンス」は、サードパーティによる愚か者の主張からユーザを免責する効果を持たないので、ライセンスに署名する前に高給取りの弁護士と十分に検討を重ねる必要があるだろう。